2022年10月27日、MicrosoftからIEの正式な廃止が2023年2月に行わっることが発表されました。詳細はこちらをご確認ください。
本来は2022年6月に廃止されるとされていましたが、実際にはVBAなどから起動すれば動くことがわかり、少し拍子抜けしたのを覚えていますが、今度こそ本当に削除、ということでしょうか。私は9月に発売した本に、VBAよるIE制御は今後推奨できないと書きましたが、わずか翌月にこれが発表されてしまいました。早く言ってよ~という感じですね。

VBAによりIE制御は業務自動化を行う上でとても便利な機能ですが、いよいよ使えなります。代替は、Pythonか、Power Automate For Desktopでしょうか。私のお勧めは、個人が自分の仕事を自動化するにはPower Automate For Desktop、大規模な組織が自分たちの仕事を自動化するにはPythonだと思います。
Pythonはすでに高校の情報の教科書の半分程度に載っています。AIへの発展を考えても、大規模な組織ではPythonの活用を考えた方が良いです。Power Automate For Desktopはオープンソースではなく、Microsoftのサービスです。彼らの側のトラブルで、稀ですが動かない時もあります。仕事でそれは、なかなか容認されません。
Pythonの場合、あるPCで動かなくても、他のPCなら動きます。これを考えると、大規模な組織はPower Automate For Desktopは使うことが難しく、個人が自分の責任で使うのが妥当、と思います。
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