RPAではパソコンの様々なアプリを自動化しますが、自動化するアプリに応じて使いやすいツール、言語を使い分ける必要が発生します。今回は私が良く使うツールをまとめさせていただきます。
①MSオフィスの自動化
VBAがメインとなります。ものともMSオフィスの自動化のために作られた専用の言語で、MSオフィスがインストールされているパソコンならそれ以外のツールをインストールする必要性がないのが最大のメリットです。
②ブラウザの自動化
IEに関してはVBAを使用して自動化します。エクセル等と同じで、何もインストールしないで動くのがメリットです。それ以外のブラウザにる必要がありますのと、ブラウザのバージョンアップに応じてWebDriverと呼ばれるファイルを差し替える必要性も発生します。関してはPython、もしくはsikuliXを用いて自動化します。どちらも無料とはいえソフトをインストールする必要があるのがデメリットです。Pythonの場合はseleniumもインストールす
③それ以外のアプリの自動化
私の場合、Python+OpenCVの画像認識で自動化するか、sikuliXで自動化する場合が多いです。
全体にRPAを作成する際、現時点ではVBAが使い勝手が良いのは事実です。ただVBAはAI等の新しい技術を取り込むことが難しく、私も徐々にPythonをメインにシフトしています。
ただRPAが業務の自動化のためのものであり、業務はMSオフィス+ブラウザ上で行われることが多く、まだまだVBAを使用する割合が高い状態は継続すると思われます。
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