前回まででSeleniumBasicでクロームを操作する方法をお伝えしましたが、今回はマイクロソフトの新しいEdgeを操作してみます。
ダウンロードはこちらのページから行います。新しいEdgeは2020年2月現在、日本では手動でダウンロードする必要がありますが、これか確定申告のアプリへの互換性の関係で遅れているためで、他の国ではすでに正式にリリースされています。
注意点として、新しいEdgeをインストールすると古いEdgeは自動的に消されてしまいます。

こちらを押した後・・・

ここからダウンロードします。私はWin10ですが、他のOSを選択することも可能です。サポート切れの7も含まれています。
ダウンロードが完了したら実行しましょう。


さらば、Pld Edge!

無事インストールされました。
次にWebDriverを用意します。WebDriverは新しければよいわけではなく、ブラウザのバージョンに合わせたものを用意する必要があります。
新しいEgdeのバージョンは、ここから確認します。


ここでバージョンがわかります。
次にWebDriverをダウンロードします。場所はここです。

このような画面になります。このページは画面右が古いEdge、左が新しいEdgeになっています。今回は左側だけを見ればいいですね。

画面を下に数ロールさせます。種類が多く圧倒されますが、今回は丸で囲ったものを選択しました。皆様のEgdeのバージョンに合わせたものを選択してください。ちなみにx64というのが64ビットのパソコン用です。

ダウンロードが完了したら解凍します。まるで囲ったファイルを使用します。

ダウンロードしたmsedgedriver.exeのファイルをSeleniumBasicのフォルダーに置きます。
その後、ファイル名を以下のように変更します。
msedgedriver.exe ⇒ edgedriver.exe
このフォルダーにはすでにedgedriver.exeのファイルが存在している可能性が高く、その場合リネームは失敗します。最初から入っているファイルは使うことはありませんので、先に削除しておくと良いと思います。
これで準備は完了です。実際に動かしてみましょう。
Sub test()
Dim driver As New EdgeDriver 'クロームの場合、New ChromeDriver
driver.Get "https://www.yahoo.co.jp/"
End Sub
今回はこちらの短いプログラムで試しました。無事ヤフーのサイトは立ち上がったでしょうか?うまく動かない場合、前回までに設定したクロームでは動かくか、参照設定をしているかを確認、それでも動かない場合は別のドライバーをダウンロードしている可能性がないか、確認してみましょう。
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