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SikuliX(シクリックス)の例外処理 try - except

執筆者の写真: まあさまあさ

更新日:2020年3月9日


今回もシクリックスで例外処理を行う時の構文をご紹介します。



ここで言う例外は、シクリックスのプログラムの実行中に発生する何らかのエラー、トラブルを指しています。


例えば、clickのコマンドで画像をクリクしようとした、しかしその画像が画面内に存在しない、といった場合です。プログラムのスッペルミスといった構文エラーとは異なります。


シクリックスが画像を探す場合、3秒間探し、それでも発見できない時はプログラムをそこで終了します。


ただ、画像が存在する時としない時で処理を分けたい場合もあると思いますし(以前ご紹介したif exitsでも対応可能)、発生したエラーの内容を残したい場合もあると思います。


そういった場合に使用するのが今回の公式(構文)です。





公式は以下の通りです、

 

try:

click("画像ファイル名")#通常時の処理を記述

except FindFailed:

popup(u"発見できませんでした")#エラー時の処理を記述


 

2行目と4行目は仮で入れてありますので、実際の処理に応じて変更お願いします。


今回のプログラムでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、シクリックスで日本語を扱う場合、頭に3行おまじないの言葉を入れる必要があります。今回はそれを入れていませんが、エラーとはなっていません。


じつはあのおまじない


import sys

reload(sys)

sys.setdefaultencoding('utf-8')#文字コードを変更


は使用するコードによってはなくても文字化けしない場合があります。ただ、毎回入れる、入れないを考えるのも面倒ですので、必ず入れる、ということにした方が楽だと思います。入れて不具合が発生する、ということはありませんので。



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