人間関係は「好き嫌い」ではなく、未来への波及力で選ぶ
- 伊賀上真左彦

- 1 日前
- 読了時間: 3分

難しい相手が、あなたの可能性を広げてくれることもある
人間関係を「好きか嫌いか」「一緒にいて心地よいか」で選ぶのは自然なことです。私自身、若い頃は、ほとんど好き嫌いだけで判断していました。
しかし、年齢を重ねるにつれて、別の視点を持つようになりました。
「この人との関係は、自分の将来に何をもたらすのか」
苦手だからといって、すぐに離れるべきとは限りません。難しく感じる相手ほど、自分の可能性を広げるヒントを持っていることがあります。
「理想の自分」を実現している人に近づく
「人は、最も長く時間を過ごす5人の平均になる」とよく言われます。
皆さんも、普段一緒にいる5人を思い浮かべてみてください。考え方や行動、仕事への姿勢など、知らないうちに影響を受けている部分があるのではないでしょうか。
なりたい姿があるなら、好き嫌いだけではなく、次の視点で人間関係を考えてみてください。
その人は、自分の理想に近い生き方をしているか
その人の考え方や行動から学べるか
その人の意見は、自分の目標につながっているか
誰と時間を過ごし、誰の言葉を取り入れるか。その積み重ねが、未来の自分をつくります。
厳しい人との出会いが、目標を現実にした
私は5年ほど前から、「本を書く」「コンサルタントになる」「自分の会社を持つ」という目標を本格的に追い始めました。
社内副業と社外副業を続けながら、すでに理想を実現している人たちへ積極的に近づきました。本を書きたいなら実際に書いている人と一緒に仕事をする。会社を持ちたいなら実際に持っている人と一緒に仕事をするのが最も楽で、確実な方法です。
そうした人たちは、こだわりが強く、ときには厳しいことも言います。決して、いつも心地よい関係ではありませんでした。
それでも学び続けた結果、当時掲げた目標は、ほぼすべて実現できています。
もし、人間関係を好き嫌いだけで選んでいたら、今の自分はなかったでしょう。
自分の軸ができれば、振り回されない
さまざまな意見に触れ、受け取る言葉と受け流す言葉を選ぶ。その経験を重ねることで、自分の中に確かな軸ができます。
理不尽なことを言われても、こう考えられるようになります。
「あの人は、私の価値を判断する基準を持っていないだけだ」
すべての言葉を受け止める必要はありません。しかし、すべてを拒む必要もありません。
苦手な相手を避ける前に、一度だけ自分へ問いかけてみてください。
「私はこの人が嫌いなのか。それとも、耳の痛いことを言われるのが嫌なだけなのか」
成長につながる言葉は受け取り、そうでない言葉は手放す。
人間関係を好き嫌いだけで選ばなくなったとき、人生を変える新しいヒントが見えてくるかもしれません。




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