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汎用人工知能AGI、2025年に完成!OpenAIが定義するAGIとは?

執筆者の写真: 伊賀上真左彦伊賀上真左彦

OpenAIのアルトマンCEOがついに発表しました。こちらの動画の最後の部分をご覧ください。


・2025年にAGIが完成する見込み

・子供も生まれる予定


アルトマン氏は男性と結婚し、その人との子供を希望されています。生殖医療の企業に投資を行っているとの話もあります。その件は置いておきまして、今回はいよいよ見えて来た汎用人工知能、AGIのお話です。


まずOpenAIが定義するAGIとは何か?それは同社の憲章に書かれています。


OpenAIの使命は、汎用人工知能(AGI)、つまり経済的に最も価値のある仕事において人間を凌駕する高度に自律的なシステムが、全人類に利益をもたらすようにすることです。


先ほどの動画の中では、AGIが数千億円クラスの売り上げの企業を、1人から数十人で運営出来る可能性がある旨も語られています。別の動画でも、「レストランの予約を出来る、といったレベルではなく、人間が数週間、数か月かかる仕事も代行できる」旨が語られています。相当に高度なAGIが、来年完成します。


現在は第四次産業革命の最中とされますが、AGIが完成するということは、事実上、技術的特異点シンギュラリティが来年訪れることを意味します。産業革命だけでも十分思いですが、それを大きく超える、シンギュラリティが、いよいよ来年です。さすがに少し怖いですね。



AGIの定義についてもう少しご説明します。

こちらは先日、ソフトバンクの孫さんが発表した内容です。


孫さんが発表しましたが、ソフトバンクにAGIを開発する能力はありません。これはOpenAIが定義したものでしょう。ソフトバンクは彼らに出資していますので、その過程で教えてもらったのを孫さんが発表したのでしょう。OpenAIも公表していない、極秘資料がひょんなところから洩れました。



この中で、現在達成しているのはレベル2です。9月にOpenAI o1が公開され、それが相当します。IQ120に到達したとされます。


レベル3のエージェントは、2025年1月にオペレーターという名称で公開されるとされています。


その後のレベル4、5が2025年中の公開です。先ほどの動画を見ると、もう完成しており、最終調整を残すのみ、という雰囲気です。



問題がレベル6から8。これは人口超知能、ASIと呼ばれるものです。ソフトバンクの発表内容を見ると、道具ではない、人類を超える新生物、神を作ろうとしていると推定されます。ワールドコインの件から見ても、アルトマン氏の目的は明確です。全人類を公平に管理するAIの作成です。アルトマン氏はそれを2030年から31年と発表しています。


先ほどのOpenAIの憲章を見てください。ASIに関する記載は一切ありません。AGIが完成すればOpenAIは存在目的を達成します。おそらく来年中に憲章を書き直すでしょう。それがどういったものになるか。私たちは注意深く見ていく必要があります。


AGIの完成、怖いですが、SF好きとしては何が起こるか楽しみでもあります。業務自動化系のエンジニア/コンサルにとっては、これから何年かがボーナスタイムになるでしょう。その後どうなるかはわかりませんが。エンジニアもいらない世界になるかもしれません。


私は一応、連続起業家の端くれだったりしますので、この機会をチャンスと捉えています。皆さん、状況を頼みしましょう!!







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