GPT-OSS‑20bをノートPCにインストールする
- 伊賀上真左彦

- 8月12日
- 読了時間: 2分

ついに登場したOpenAI製のオープンソースLLM、GPT-OSS。厳密にはオープンソースではなくオープンウェイト(プログラム本体は公開されてはおらず、使用者はパラメーターを変更できる)ですが、名前にOSSとついていますし、使用者が改変、再配布、商用利用が許可されており、実質的にOSSに使い、幅広い領域に使用できます。今回はその中で、ノートPCや場合によってはスマホへのインストールも可能とされる、20bを私のノートPCにインストールしてみます。
非常に簡単で、パソコンの知識がない人も問題なく行えます。ただ、容量が大きく、ダウンロードに時間がかかります。私は20分程度かかりました。
手順①LM Studioをインストールする
LM Studioは大規模言語モデル、LMMを管理、使用するためのアプリです。開発したのは、Element Labs, Inc.という会社です。OpenAIは GPT‑OSS リリースに合わせて、LM Studio がそのモデルをローンチ当日にサポートするよう連携しました。LM Studioをインストールすことで、GPT-OSSを簡単にインストールし、使用できるようになります。
ダウンロードURL

Windows版をダウンロードします。ボタンをクリックしてください。

ファイルを開く、をクリックします

画面に従ってインストールします。

インストールが完了したら、操作レベルを選びます。ここでは一番左、Userをクリックしてください。

インストールする最初のLMMを選択します。GPT-OSS-20bが最初から表示されるので、これを選びます。

しばらく待ってインストールが終わったら、Start a New Chatをクリックします。

立ち上がりました!後はChatGPTと同じ感覚で使えます。大きく違うのが、画像を扱えないこと、私のPCでは速度が極端に遅いことなどです。普段使いは相当厳しいです。
ただ、Pythonなどのプログラミング言語で操作することもできるようですし、MCPとの連携もできます。裏で動作する分には速度の遅さは気にならないでしょう。もう少しスペックが高いPCですと利用できる範囲が広がるかもしれません。




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