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GAコンサルティング ブログ



なぜ日本人は真面目なのに仕事で成果を出せないのか?日本と欧米の働き方から考える「集中力ファースト」
集中力ファースト、2026年8月中旬発売! 日本人は、決して働く意欲が低いわけではありません。 責任感が強く、頼まれた仕事を丁寧にこなし、多少の困難があっても簡単には投げ出しません。それにもかかわらず、日本では仕事にやりがいを感じられない人が増えています。 Gallupの2026年版調査によると、日本で「仕事に熱意を持って取り組んでいる従業員」は、わずか8%でした。世界平均は20%、米国・カナダは31%です。日本の従業員エンゲージメントは、世界でも最低クラスだと指摘されています。 またここ数十年、技術力の遅れも顕著となっています。 日本人はIQの高さや、学校の教育レベルも世界でトップクラスと言われます。にもかかわらず、技術力で遅れ、貧困化が進んでいるのはなぜでしょう? その理由の一つに、日本の職場が「一つの仕事に集中して成果を生み出すこと」よりも、「多くの仕事を同時に、ミスなく処理すること」を重視してきたことがあります。 「努力と根性」が評価される日本の職場 日本では長い間、苦しい状況に耐え、粘り強く働くことが良いとされてきました。 忙しくても弱
15 時間前読了時間: 10分


ハイパーフォーカスとディープワークの違いとは?発達特性を強みに変える集中法
「気づいたら何時間も作業していた」 そんな深い集中状態を、ハイパーフォーカスやディープワークと呼ぶことがあります。どちらも一つの対象へ没頭する状態ですが、意味は同じではありません。 結論からいえば、大きな違い『集中する対象や時間を自分で管理できているか』です。 ハイパーフォーカスは、興味のある対象へ強く引き込まれる状態です。ADHDや自閉スペクトラム症などの発達障害がある人に生じやすい傾向も指摘されています。 一方、ディープワークは、価値の高い仕事へ集中するために、時間や環境を意図的に設計する働き方です。 両者の違いを理解すると、強い集中力を消耗ではなく、仕事や学習の成果につなげやすくなります。 ハイパーフォーカスとは ハイパーフォーカスとは、一つの活動へ非常に強く没頭し、周囲の刺激や時間の経過に気づきにくくなる状態を指します。 研究上の定義はまだ統一されていませんが、主に次のような特徴が挙げられています。 - 一つの対象へ長時間集中する - 周囲の音や出来事が意識に入りにくくなる - 時間の経過を忘れる - 作業を中断したり、別の行動へ切り替え
2 日前読了時間: 9分


今も発生している「BCC設定ミス」による大量流出――メールアドレスの漏えいを防ぐために知っておきたいこと
メール誤送信の中で、宛先そのものの間違いと並んで怖いのが、BCCの設定ミスです。 1人の宛先を間違える事故とは異なり、BCCで送るべきメールをToやCCで送信すると、登録されていたメールアドレスが受信者全員に一斉公開されます。 一度の操作ミスで、数百件、ときには数千件のメールアドレスが流出する可能性があります。 しかも、これは過去の話ではありません。2024年から2025年にかけても、企業や公的機関で同様の事故が繰り返し発生しています。まずいくつかの事例を見てみましょう。 事例1:デジタルサービス企業で1,212件が流出 2025年3月、あるデジタルプラットフォーム運営企業が、過去の説明会参加者に一斉メールを送りました。 本来はBCCに入力するべきメールアドレスをToに入力したまま送信し、1,212件のメールアドレスがほかの受信者から見える状態になりました。 事故後、同社は一斉送信に専用のメール配信システムを使用する方針を発表しています。 事例2:業務システム利用者1,809件への一斉送信 2025年5月、ある人材・情報サービス企業が、Web請求
5 日前読了時間: 7分


海外流の書式でメールを半分にする―丁寧さを残して、ムダを削る仕事術
「お世話になっております」から始まり、長い挨拶を経て、ようやく本題に入る。 日本のビジネスメールではよく見られる書き方ですが、毎日何十通もやり取りする職場では、送る側にも読む側にも大きな負担になります。 そこで取り入れたいのが、重要な内容を先に書く「海外流」の書式です。 ここでいう海外流とは、英語に翻訳することではありません。宛名、挨拶、自己紹介などを必要な範囲まで簡略化し、相手が知りたい内容を先に伝える書き方です。 海外流メールは「結論が先」 海外の公的なメール作成ガイドでは、重要な情報を最初の一文で伝えることや、要件を短く明確に書くことが推奨されています。 基本の順番は次のとおりです。 1. 宛名 2. メールの目的 3. 相手にしてほしいこと 4. 日時や期限などの重要情報 5. 補足や背景 6. 差出人名 日本のメールで先に書かれやすい挨拶や経緯を後ろへ移し、結論から読めるようにするのがポイントです。 日本流と海外流を比較 例えば、社内会議の案内を日本流で書くと、次のようになります。 日本流 営業第二部 村井信二様 お世話になってお
6 日前読了時間: 5分


Outlookの誤送信を9割防ぐ「送信の取り消し」設定
Outlook効率化ブログに戻る メールを送信した直後に、間違いに気づいた経験はありませんか。 新しいOutlookには、このような誤送信を防ぐための「送信の取り消し」機能があります。簡単に設定できるので、Outlookを使い始めたら早めに有効にしておきましょう。 「送信の取り消し」とは 送信ボタンを押したあと、メールの送信を最大30秒間保留する機能です。 保留中は画面の下に「元に戻す」ボタンが表示されます。間違いに気づいた場合、このボタンをクリックすると送信を中止できます。 相手に届いたメールを後から回収する機能ではありません。送信を一時的に待機させ、その間に取り消せるようにする仕組みです。 設定方法 新しいOutlookの設定画面から、次のように設定します。 Outlookの「設定」を開く 「作成と返信」を開く 「送信の取り消し」の項目を探す 取り消し可能な時間を「30秒」に設定する 「保存」をクリックする 設定後は、実際にテスト用のメールを送信してみましょう。画面下部に「元に戻す」と表示されることを確認してください。 「送信の取り消し」設定
6 日前読了時間: 3分


コーヒーは集中力だけじゃない。研究で見えてきた意外なメリット
朝、仕事を始める前に飲む一杯のコーヒー。 頭がすっきりして、仕事へ入りやすくなると感じる人も多いでしょう。実際、2025年に発表されたメタ分析では、カフェインの摂取によって、健康な成人の注意課題における反応速度と正確性が短期的に向上したと報告されています。 ただし、コーヒーが集中力そのものを生み出してくれるわけではありません。 カフェインは眠気を抑え、注意力を一時的に支える「補助役」です。取り組む課題を一つに絞り、通知やスマートフォンを遠ざけることが、ディープワークの土台になります。 午前に集中するなら、朝1杯・昼1杯 私がおすすめしたいのは、次のような飲み方です。 - 朝に1杯:午前のディープワークを支える - 昼に1杯:午後の眠気に備える - 14時以降:できるだけ控える 2023年の系統的レビューとメタ分析では、約107mgのカフェインを含むコーヒーは、総睡眠時間への影響を避けるため、就寝の約8.8時間前までに飲む必要があると推定されています。 22~23時に寝る人なら、最後のコーヒーを13~14時までにする計算です。 カフェインの効き方に
8月6日読了時間: 3分


不安な時代を撃ち抜く最強の武器!「フロー」と「ディープワーク」は人生の目標になりえる!
「最近、自分の生き方や将来に漠然とした不安を感じる」——そう思う方にこそ試してほしいのがフローとディープワークとの実践です。この2つは単なる作業効率化にとどまらず、混迷の時代において「充実した人生」そのものを導く力を持っています。 フローとディープワークの本質 フロー状態: ゾーンに入ったかのように没頭し、時間の感覚すら忘れる高次元の集中状態。圧倒的な生産性をもたらすだけでなく、深い充実感や幸福感を味わえます。 ディープワーク: フロー状態を「狙ったタイミングで」「継続的に」生み出すための技術。訓練次第で1回あたり90〜120分間、意識を限界まで研ぎ澄ませることが可能になります。 なぜこれが「人生の目標」になり得るのか スキルの高速習得: 短期間で難関資格や新技術をマスター。変化の激しいAI時代にも柔軟に適応できる強い個になれる。 圧倒的な成果: 浅い集中(シャローワーク)を脱し、他者を大きく突き放す質の高いアウトプットを生み出せる。 ストレスからの解放: 雑念が消えて目の前の課題に没頭できるため、仕事や勉強自体が最高の生きがいに変わる。...
8月6日読了時間: 5分


アテンション・スパン・マキシングとディープワークの関係
アテンション・スパン・マキシングとディープワークは、どちらも集中力を重視する考え方ですが、役割が少し異なります。 ディープワークは、作家・研究者のカル・ニューポートが提唱した概念です。注意をそらすものがない状態で、認知的に難しい仕事へ集中して取り組むことを指します。 企画の立案、文章の執筆、専門的な学習、プログラムの開発など、深く考える必要がある仕事が代表例です。 一方、アテンション・スパン・マキシングは、そのような深い集中を可能にするために、注意を持続・回復・管理する力を整える取り組みと捉えられます。 両者の関係を簡潔に表すと、次のようになります。 - アテンション・スパン・マキシング:集中できる能力と環境を整える - ディープワーク:その集中力を価値の高い仕事へ投入する つまり、アテンション・スパン・マキシングが「集中の土台づくり」、ディープワークが「集中力の実践的な使い方」です。 集中時間が長いだけではディープワークにならない 長時間、一つのことを続けていれば、必ずディープワークになるわけではありません。 たとえば、SNSを1時間見続けたり
8月4日読了時間: 5分


アテンション・スパン・マキシングとは?「集中できる時間」を取り戻す新しい習慣
スマートフォンを手に取ったものの、何を確認するつもりだったのか忘れてしまう。数ページ読んだだけで本を閉じ、気づけばショート動画を見ている。仕事中も、メールやチャットの通知が来るたびに作業が止まる——。 こうした「集中が続かない」という悩みへの対策として注目したいのが、アテンション・スパン・マキシング(Attention Span Maxxing)です。 簡単にいえば、集中できる時間と注意をコントロールする力を、生活習慣や環境の改善によって最大化しようとする考え方です。 ただし、これは正式な医学用語や確立されたトレーニング体系ではありません。「最大限に高める」という意味でSNS上に広がった「○○maxxing」という表現を、集中力の改善に当てはめた比較的新しい呼び方です。 アテンション・スパンとは何か アテンション・スパンは、一般に「一つの対象や作業へ注意を向け続けられる時間」を指します。 ただし、集中力を単純に「何分間続くか」だけで測ることはできません。実際の集中状態は、次のような複数の能力によって成り立っています。 - 必要な情報を選ぶ - 関
8月4日読了時間: 9分


「属人化は悪」は本当か?――良い属人化と悪い属人化の決定的な違い
「業務の属人化をなくしましょう」 企業のDXや業務改善では、ほとんど決まり文句のように語られます。 確かに、担当者が休んだだけで仕事が止まる、退職した途端に誰も処理方法が分からなくなる、といった状態は問題です。 しかし、属人化は本当にすべて悪いのでしょうか。 私は、属人化には「良い属人化」と「悪い属人化」があると考えています。 両者を区別せず、すべての仕事を誰でもできるように標準化しようとすると、企業にとって本当に価値のある専門性まで失いかねません。 良い属人化とは「その人だから生み出せる価値」 良い属人化とは、高いスキル、経験、判断力、発想力などによって、ほかの人では簡単に代替できない状態です。 例えば、同じ資料を見ても、経営課題の本質をすぐに見抜けるコンサルタントがいます。 知識だけなら本やインターネットで得られます。しかし、限られた情報から仮説を立て、経営者との会話から言葉になっていない問題をつかみ、実行可能な提案に落とし込む力は、マニュアルだけでは再現できません。 社長の仕事も同じです。 最終的な意思決定、取引先との信頼関係、採用する人を
8月2日読了時間: 9分


夏休みの勉強の効率を上げる5つの方法『中高学生にもできる「集中力ファースト」勉強法』
夏休みになると、学校がある日とは生活が大きく変わります。そのため、勉強や生活のペースを崩してしまう人も少なくありません。 この記事では、中高生の方向けに、私の書籍『集中力ファースト FOCUS FIRST』をもとに、集中力をキーに、夏休みを効率よく、できるだけ楽しく過ごすための勉強法を紹介します。 「集中力ファースト」とは、長時間頑張る前に、集中できる時間と環境を先に作る考え方です。コンサルティング会社のマッキンゼーによると、人間は集中力を高めることで勉強など知的作業の効率が最大5倍に上がるとされています。これを活用し、勉強の効率を大幅に高める手法が、「集中力ファースト」です。 ChetGPTを作ったOpenAIやGAFAMなどの大企業が導入する「集中力ファースト」。これは単に仕事の効率を上げるだけでなく、勉強の効率を上げることが出来ます。 また「ディープワーク」の手法を用いると、「フロー」と呼ばれる集中状態に自分が望むタイミングで、連続的に入ることができます。「フロー」は勉強の効率を上げるだけではなく、幸福感や達成感を高める効果もあります。これ
8月2日読了時間: 15分


集中できないのは意志が弱いからではない。「集中スペース」のつくり方
仕事に集中しようと思っても、メールの通知が届く。近くから会話が聞こえる。机の上には別の仕事の資料が置かれている。 このような環境では、本人がどれだけ努力しても、深い集中を長く維持するのは困難です。 集中力を高めるために必要なのは、精神論だけではありません。集中を妨げる刺激を減らし、「ここに来たら集中する」という場所を用意することです。 そのための仕組みが「集中スペース」です。 集中スペースは「頭のジム」である 集中スペースとは、ディープワークを行うために設計された専用の場所です。 目的は、他人とのやり取りや周囲の刺激を最小限に抑え、一人の思考密度を高めることにあります。「ディープワークゾーン」「没入環境」「ノンディストラクション環境」などと呼ばれることもあります。 重要なのは、豪華な個室をつくることではありません。 集中を妨げる要因を取り除き、「この場所では考える仕事をする」と本人にも周囲にも分かる状態をつくることが本質です。 同じ場所でディープワークを繰り返すと、脳は次第に「ここでは本気で考える」と認識するようになります。集中スペースは、いわば
7月31日読了時間: 6分


OpenAIのAIエージェントによる不正アクセス事件――私たちは「制御できないAI」とどう向き合うべきか?『業務自動化コンサルが考える今後のAIの使い方』
2026年7月、OpenAIが内部テストに使用していたAIエージェントが、隔離されたテスト環境から想定外の経路でインターネットへ到達し、Hugging Faceの本番環境へ不正にアクセスする事件が発生しました。 OpenAIの説明によると、モデルはサイバー能力を測定するテストに取り組んでいました。その過程で、パッケージ管理に使われるシステムの未知の脆弱性を発見し、権限の拡大やシステム間の移動を繰り返して、インターネットへ接続できる環境に到達しました。 さらにAIは、テストの解答に相当する情報がHugging Faceに存在すると推測し、盗み出した認証情報や別の脆弱性を利用して、同社の本番環境へ侵入したとされています。 OpenAI自身も、今回の出来事を「前例のないサイバーインシデント」と位置づけています。 AIはなぜ境界を越えたのか 重要なのは、AIが人間のような悪意に基づいて行動したと確認されたわけではない、という点です。 AIは、与えられた「テストを解く」という目標を達成するため、開発者が想定していなかった手段を選び続けました。その結果、人間
7月30日読了時間: 7分


慣れた仕事を速く、長く、気持ちよく進める「フローワーク」とは? 6つの実践プロセス
難しい企画や学習には、深い集中が必要です。 一方、私たちの仕事には、メール処理、資料の整形、定型的な分析、データ入力、議事録整理など、すでに手順を理解している作業も数多くあります。 こうした慣れた仕事まで、すべて最大限の集中力で行う必要はありません。むしろ、適度な集中を保ちながら、リズムよく長く続ける方が、安定して成果を出せます。 この働き方を、『集中力ファースト(Focus First)』では「フローワーク」と呼んでいます。 今回は、以前ご紹介した「ディープワーク」との違いを整理しながら、日常の仕事へフローワークを取り入れる6つのプロセスをご紹介します。 フローワークとは フローワークとは、フローの状態を利用して、慣れた仕事を安定して進める働き方です。 「フロー」は、心理学者のミハイ・チクセントミハイが提唱した概念です。目の前の活動へ深く没頭し、自分や時間への意識が薄れる心理状態を指します。 勉強、スポーツ、読書、ゲームなどに夢中になり、「気づいたら時間が過ぎていた」という経験をした人も多いでしょう。これもフローに近い状態です。...
7月30日読了時間: 8分


「フロー」を活用して、仕事や勉強の効率を高める
集中力が非常に高まり、目の前の活動に深く没頭している心理状態を「フロー(Flow)」と呼びます。 心理学者のミハイ・チクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihalyi)が提唱した概念で、スポーツの世界で使われる「ゾーンに入る」という表現とほぼ同じ意味です。 フロー状態では時間の感覚が変化し、高いパフォーマンスを発揮しながら、深い充足感を得られるとされています。 この記事では、フローの基本的な仕組みや必要な条件、仕事や勉強で再現しやすくするための実践方法を紹介します。 フロー状態に見られる主な特徴 フローに入ると、次のような変化が現れます。 時間感覚が変わる時間が非常に早く過ぎたように感じたり、スポーツ中に周囲がスローモーションのように見えたりします。 自意識が薄れる「周囲からどう見られているか」「失敗したらどうしよう」といった不安や自己意識が気にならなくなります。 目の前のことに集中できる外部の雑音や余計な思考が意識から外れ、取り組んでいる課題だけに注意が向きます。 活動そのものに満足を感じる結果だけでなく、取り組むプロセス自体を楽
7月29日読了時間: 7分


仕事と勉強の効率を高める「ディープワーク」とは? 深い集中へ入る6つの実践プロセス
2026/7/28 このたび私は、集中力を仕事や学習の成果へつなげる方法を体系化した書籍『集中力ファースト』を執筆しました。本記事では、その内容をもとに、ディープワークの考え方と実践方法を紹介します。 「ディープワーク」を現在の仕事術として定義し、広く普及させたのは、コンピューター科学者のカル・ニューポートです。ニューポートは、メールやSNSなどのデジタルな割り込みが増え、深く考える時間が失われていく状況に着目しました。そして2016年の著書『Deep Work』で、ディープワークを「注意をそらされることなく、認知能力の限界まで集中して取り組む知的活動」と定義しました。 ニューポートは、集中を妨げるものが増えるほど、深く集中できる能力は希少になり、同時にその価値が高まると指摘しています。ディープワークを習慣化すると、複雑な知識を短時間で習得しやすくなり、仕事の速度と質が向上します。さらに、重要な仕事へ意識を集中できるため、達成感や仕事の意味も感じやすくなります。 心理学では、集中力が高まると「自分」や「時間」に対する感覚が薄れ、幸福感や達成感を得
7月28日読了時間: 8分


中国製AIが米国企業を席巻する日――「安さ」だけでは説明できない逆転現象『実は中国産の方が安全?』
中国製AIが、米国市場で存在感を急速に高めています。 AIモデルを横断的に利用できるプラットフォーム「OpenRouter」では、米国企業が生成したトークンのうち、中国製モデルが占める割合が約58%に達し、一時は63%まで上昇したとの報道もあります。 ただし、OpenRouter上の利用データはAI市場全体を表すものではありません。それでも、中国製モデルが一部の開発者や企業にとって、すでに有力な選択肢になっていることは確かでしょう。 中国製AIが選ばれる最大の理由は「安くて十分使える」こと 中国製AIが急伸している背景には、米国製の最先端モデルに迫る性能と、圧倒的な価格競争力があります。 企業がすべての業務で最高性能のAIを必要としているわけではありません。文章の整理、情報抽出、定型的な調査、プログラム作成支援など、多くの用途では「最高性能」よりも「十分な性能を、安定して安く使えること」の方が重要です。 AIエージェントの普及によって大量のトークンを消費するようになれば、わずかな価格差も大きな運用コストの差になります。 さらに、中国勢にはオープン
7月28日読了時間: 5分


AIは効率化ではなく、自分と組織の可能性を広めるために使え!
AIを使うと、仕事は速くなります。 文章作成、情報整理、データ分析、プログラミングなど、これまで人間が時間をかけていた作業を、AIが支援してくれるようになりました。 しかしその一方で、AIに仕事を任せ続けることにより、人間の能力が低下する可能性も指摘されています。 AI使用後、医師の腺腫検出率が6ポイント低下 大腸内視鏡検査にAIを導入した医療機関を対象とする研究で、興味深い結果が報告されました。 ポーランドの4施設に所属する、経験豊富な内視鏡医19人の検査を分析したところ、AI導入前には28.4%だった非AI検査時の腺腫検出率が、AI導入後には22.4%まで低下しました。 AIを使わずに検査した際の腺腫検出率が、6.0ポイント低下したことになります。導入前と比べると、相対的には約21%の低下です。 ただし、この研究は観察研究です。AIの利用が技能低下の直接的な原因だったと断定することはできません。検査数の増加による疲労など、別の要因が影響した可能性もあります。 それでも、AIへの依存によって人間の注意力や判断力が弱まる「デスキリング」のリスク
7月27日読了時間: 4分


「集中力ファースト」とは? AI時代に、成果を生む時間を取り戻す
私の書籍『集中力ファースト(Focus First)』の発売が、2026年8月中旬に迫ってきました。 今回は、まだ聞き慣れない「集中力ファースト」という言葉について、その意味と、なぜ今この考え方が必要なのかをご紹介します。 私は2020年頃から、「集中力ファースト」を人生の目標として、「ディープワーク」をほぼ毎日行っています。その結果、数十年思い続けて実現できなかった、「本を出版する」「ITコンサルタントになる」「自分の会社を立ち上げる」「他社の役員になる」といった目標を、わずか5年ほどで全て実現しました。 私の人生を大きく変えた「集中力ファースト」と「ディープワーク」は、海外ではブームとなっていますが、日本で知っている人は少ないのが実情です。それを日本人に合う形に整理し、皆様にお伝えしたい。そういった思いでこの本を書かせていただきました。 集中力ファーストとは 集中力ファーストとは、一つの重要なことに集中し、仕事や勉強の成果を高める考え方です。 私たちは生産性を上げようとすると、つい「もっと速く」「もっと多く」と考えます。しかし、通知に反応し、
7月27日読了時間: 7分


テレワークは社員のわがままではない。日本社会を維持するための仕組みだ
テレワークをめぐる議論では、しばしば「社員が楽をしたいだけ」「出社したくない人のわがまま」といった意見が聞かれます。 しかし、現在の住宅費や子育て費用、賃金水準を考えれば、テレワークは単なる福利厚生ではありません。 仕事と家庭を両立し、共働きを続け、日本社会を維持するための重要な仕組みです。 GMOの「在宅勤務完全廃止」が投げかけたもの 2026年7月、GMOインターネットグループの熊谷正寿代表が「在宅勤務を完全廃止」と発信し、大きな反響を呼びました。 その後、会社側は「事情があれば在宅勤務は可能」と補足。熊谷氏も「表現が過剰だった」と謝罪し、在宅勤務という働き方そのものを否定する意図はないと説明しました。 つまり、厳密には制度を全面的に廃止してから撤回したわけではなく、「完全廃止」という強い表現を事実上修正した形です。会社としての在宅勤務の推奨は終了する一方、個別事情に応じた在宅勤務まで一律に禁止するものではありませんでした。 [ITmedia NEWSの報道] https://www.itmedia.co.jp/news/articles/
7月27日読了時間: 7分


人間関係は「好き嫌い」ではなく、未来への波及力で選ぶ
難しい相手が、あなたの可能性を広げてくれることもある 人間関係を「好きか嫌いか」「一緒にいて心地よいか」で選ぶのは自然なことです。私自身、若い頃は、ほとんど好き嫌いだけで判断していました。 しかし、年齢を重ねるにつれて、別の視点を持つようになりました。 「この人との関係は、自分の将来に何をもたらすのか」 苦手だからといって、すぐに離れるべきとは限りません。難しく感じる相手ほど、自分の可能性を広げるヒントを持っていることがあります。 「理想の自分」を実現している人に近づく 「人は、最も長く時間を過ごす5人の平均になる」とよく言われます。 皆さんも、普段一緒にいる5人を思い浮かべてみてください。考え方や行動、仕事への姿勢など、知らないうちに影響を受けている部分があるのではないでしょうか。 なりたい姿があるなら、好き嫌いだけではなく、次の視点で人間関係を考えてみてください。 その人は、自分の理想に近い生き方をしているか その人の考え方や行動から学べるか その人の意見は、自分の目標につながっているか 誰と時間を過ごし、誰の言葉を取り入れるか。その積み重ね
7月23日読了時間: 3分


シャローワークを味方につける――「回復・整備・接続」で仕事を再設計する
私の新しい書籍『集中力ファースト』が、いよいよ来月発売されます。 集中力ファースト FOCUS FIRST | 伊賀上 真左彦, 岡林 昭憲, 田嶋 江梨子 |本 | 通販 | Amazon 書籍情報: 『集中力ファースト FOCUS FIRST』 伊賀上真左彦・岡林昭憲・田嶋江梨子 先日、原稿の最終確認を終え、カバーイラストも完成しました。昨年8月に執筆を始めてから、約1年。あとは発売を待つだけです。 おそらく日本初の、ディープワーク、およびその環境を整えるフォーカスファーストの考え方について書いた本です。私はこの本を、「日本の働き方を根本から変えたい」という思いで書きました。 長時間働くのではなく、短時間で成果を出す。 仕事や勉強を、ただ苦しむものではなく、夢中になれるものにする。 そして、自分が本当にやりたいことを仕事につなげていく。 そんな働き方を実現するための考え方と方法を、一冊にまとめています。 今回は本書の第5章から、ディープワークと対になる「シャローワーク」について解説します。 シャローワークとは何か メールへの返信、日程
7月11日読了時間: 7分


「仕事に輝きを求めるな」への反論ディープワークがもたらす幸福と圧倒的な成果
「なぜ仕事に人生の意味を求めてしまうのか」「仕事で輝かなくてもいい」「頑張りすぎる背景には、自己肯定感の低さや努力信仰がある」 最近、このような意見を目にすることが増えました。 仕事に過度な期待を持たず、人生のすべてを仕事に依存しない。その考え方自体には、確かに一理あります。仕事で評価されなければ、自分には価値がない。そう思い込んでしまえば、働くことは苦しくなります。 しかし、私は少し違う結論に至っています 。 苦しさの原因は、仕事に意味を求めることそのものではありません。 本当に人を苦しめるのは、他人からどう見られているか、周囲より優れているか、評価されているかを気にし続けることです。 他人の評価を比較対象から外し、昨日の自分だけを見る。 その前提に立てば、仕事や勉強は苦行ではなくなります。自分の能力を試し、少しずつ成長し、これまでできなかったことを実現していく。仕事は、人生の中でも極めて刺激的なエンターテインメントになり得ます。 その鍵を握るのが、ディープワークです。 フローとディープワークの関係 人間が高いパフォーマンスを発揮するとき、しば
7月3日読了時間: 8分


GPT-5.6、AIエージェント時代に企業が取るべき現実的な戦略
生成AIブームは続いています。しかし、多くの企業では「思ったほど成果が出ない」という声も増えています。 原因は単純です。 現在のAIは、得意分野と苦手分野の差が非常に大きいからです。 「AIで会社全体を変える」という発想は魅力的です。しかし、現時点ではあまり現実的とは言えません。むしろ、AIの特性を理解し、効果が期待できる領域へ集中的に投資する企業ほど、成果を出しやすくなっています。 GPT-5.6の登場で見えてきた課題 最新モデルが公開されるたびに、AIの性能は向上しています。しかし、企業利用では性能だけで判断することはできません。 仮に高性能なモデルであっても、提供条件が変更される可能性があります。利用制限や公開停止のリスクもあります。さらに、法規制や政府による管理、ガバナンスの影響も受けます。 企業システムは、数年間安定して運用することが前提です。そのため、「今は使える」だけでは十分ではありません。「継続して安心して使えるか」という視点が非常に重要になります。 現状、GPT-5.6を企業が本格的な業務効率化の中核に置くのは難しい、と私は考え
6月28日読了時間: 9分


本を書くということ。出版までの現実的な流れと、知っておきたいこと
私の新しい書籍『集中力ファースト』の最終確認が進んでいます。 数年の歳月をかけて書き上げた本で、自分としては「出せるものはすべて出し切った」という印象があります。私にとっては初めてのビジネス書ですが、自分が経験してきたことを、現時点でできる限り詰め込めたと考えています。 以前に書いた本も、おかげさまである程度売れているようです。そろそろ肩書きに「作家」を加えてもよいのかな、と少しだけ考えています。少しだけです。調子に乗ると危ないので。 「いつか本を書いてみたい」と考える人は少なくありません。 そこで今回は、これから本を書きたい人に向けて、私が考える現実的な書籍出版の流れと、知っておくべきポイントをまとめます。 まずは「何か1つを極める」 本を書くために最初に必要なのは、文章力ではありません。 大切なのは、「自分だけの専門領域」を持つことです。 AI、業務自動化、集中力、メール効率化、教育、投資など、分野は何でも構いません。重要なのは、半年から数年という長い期間をかけて、そのテーマについて学び続けることです。 そして、学んだことをSNSやブログで継
6月21日読了時間: 10分


石油からAIへ――米ドル覇権をめぐる地政学と「テクノダラー」への転換
世界経済の「血液」が、物理的な原油から、デジタルな計算資源へと移り始めています。 20世紀後半、米ドル覇権を支えた最大の柱は「石油」でした。では、21世紀後半、その役割は「AI」へ引き継がれるのでしょうか。 かつてアメリカが石油を通じて築いたドル覇権は、いまAI・半導体・クラウド・データセンターを軸に、新しい形へ変わろうとしています。 いわば、ペトロダラーから「テクノダラー」への転換です。 米ドルを救ったのは「金」ではなく「石油」だった 1971年、ニクソン大統領はドルと金の交換停止を発表しました。いわゆるニクソン・ショックです。 それまで米ドルは、金と交換できる通貨であることを信用の土台にしていました。しかし金との交換が止まると、ドルは大きな不安定化リスクを抱えることになります。 そこで新たな支柱になったのが「石油」でした。 1970年代、アメリカはサウジアラビアを中心とする湾岸産油国との関係を強化します。アメリカはサウジ王家の安全保障を支え、兵器や軍事的保護を提供する。その一方で、原油取引は基本的に米ドル建てで行われ、産油国が得たドルは米国債
6月17日読了時間: 7分


マスクとゲイツが示した発達特性 困難を「最強の武器」に変える思考法
イーロン・マスク氏は、2021年に米NBCの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演した際、自身がアスペルガー症候群であることを公表しました。ビル・ゲイツ氏も、自身の回想録『Source Code』の中で、もし現代に子どもとして育っていたなら、自閉スペクトラム症と診断されていた可能性が高いと述べています。 歴史的な偉人や、突出した成果を出す人物の中には、日本で言うところの「発達障害」や「発達特性」と呼ばれる特徴を持つケースが少なくありません。 もちろん、発達障害があれば必ず成功する、という単純な話ではありません。むしろ現実には、学校生活、人間関係、仕事、生活管理などで大きな困難を抱えることもあります。 しかし一方で、その特性が特定の分野と噛み合ったとき、普通の人では到達できない集中力や発想力を発揮することがあります。 幼少期の突飛なエピソード、周囲から理解されにくかった経験、いじめや孤立の記憶。そうした困難は、見方を変えれば、特異な才能の裏返しでもあります。 では、発達特性を「弱み」で終わらせず、「最強の武器」に変えるには、何が必要なのでしょう
6月17日読了時間: 7分


AGIから超知能ASIへのロードマップGoogleの沈黙と「AI核保有国」の誕生
Google DeepMindは、共同創業者シェーン・レッグ氏らが執筆に関わったレポート「From AGI to ASI」を発表しました。 ここで示されたのは、単なるAI進化の予測ではありません。AGI、つまり人工汎用知能の先にある、ASI、人工超知能へのロードマップです。 グーグルDeepMind、AGIからASIへの究極ロードマップを提示:1億人の普通人レベルのAIクラスター自体が超知能である — BigGo ファイナンス レポートでは、AGIを「幅広い認知タスクで人間レベルに達するAI」と位置づけています。一方、ASIは「多数の専門家が長期間協働して生み出す成果すら上回る知能」として描かれています。 重要なのは、ASIが必ずしも「単体の天才AI」として登場するわけではない、という点です。 仮に、個々のAIの能力向上がどこかで停滞したとしても、計算能力さえ増え続ければ、膨大な数のAGIを同時に稼働させることができます。 たとえば、1億個の人間レベルAIが、疲れず、眠らず、記憶を劣化させず、互いに高速通信しながら並列に働く。それはもはや、単なる
6月16日読了時間: 6分


Anthropicの「危険性マーケティング」は、自分たちの首を締め始めた
Anthropicが最新AIモデル「Mythos(ミトス)」をすぐに一般公開しなかった理由は、本当にセキュリティだけだったのか。 もちろん、表向きの説明としては「危険性が高い」「悪用リスクがある」「慎重な公開が必要」というものだった。実際、Mythosは当初、米政府や一部のセキュリティ関係者など、限定された組織にのみ提供されていたと報じられている。その後、アクセス対象は約200の審査済み組織へ拡大され、いわゆる“管理された公開”という形を取っていた。 しかし、ここで見落としてはいけないのは、Anthropic側にもう一つ大きな制約があった可能性だ。 それが、計算資源の不足である。 Anthropicは5月、SpaceXAIと大規模な計算資源契約を結び、SpaceXの巨大AIスーパーコンピューター「Colossus 1」へのアクセスを得た。Reutersは、SpaceXがAnthropicにColossus 1を提供する契約を発表したと報じている。さらに別報道では、AnthropicがSpaceXに月額12.5億ドルを支払い、Colossusおよび
6月14日読了時間: 6分


【激変】AI価格戦争がもたらす地殻変動:OpenAIの価格戦略とAnthropicが直面する政治・財務の罠
企業のAI活用は、いま大きな転換点を迎えています。 少し前まで、生成AIの導入で大きな問題になっていたのは、「本当に使えるのか」「社員が使いこなせるのか」という実務上の課題でした。しかし現在、多くの企業でより切実な問題になっているのは、AIの利用コストです。 特に、OpenAIやAnthropicのような高性能モデルを本格的に業務へ組み込むと、利用量に応じてAPI費用が膨らみます。PoCの段階では気にならなかったコストが、本番運用に入った瞬間、経営課題として浮上する。そんな企業が増えています。 この流れの中で注目されているのが、「AIルーター」や「LLMオーケストレーター」と呼ばれる仕組みです。 これは、すべての処理を最上位モデルに投げるのではなく、タスクの難易度や重要度に応じて、複数のAIモデルを使い分ける仕組みです。簡単な分類や要約は安価なモデルへ、複雑な推論や重要な判断は高性能モデルへ回す。いわば、AI利用の交通整理役です。 研究や実装事例では、このようなルーティングによって、品質を大きく落とさずにAI運用コストを大幅に削減できる可能性が示
6月12日読了時間: 11分


知能のピークは一度じゃない。40代以降に伸びる人と止まる人の決定的な差
「若いうちが一番頭がキレる」「年をとると記憶力が衰える」 そんな風に諦めていませんか?実は、脳科学や心理学の研究において、「知能のピークは一生に一度だけではない」ということが分かっています。 この事実を知っているかどうかで、30代以降のキャリアや人生の選択肢は大きく広がります。まずは、年齢ごとに訪れる「知能のピーク」の真実を見てみましょう。 年齢ごとに異なる「知能のピーク」 私たちの知能は、年齢とともに役割を変えながら、異なるタイミングで複数のピークを迎えます。 処理速度 新しい情報を素早く処理する能力です。10代後半〜20代前半に高い水準を示しやすいとされています。 短期記憶・ワーキングメモリ 情報を一時的に脳内に保持し、操作する能力です。20代後半〜30歳前後に高い水準を示すことがあります。 語彙・知識 経験や学習によって蓄積される知識や語彙力です。40代〜60代にかけて高まることがあり、それ以降も維持・成長する可能性があります。 知能のピークは、一度じゃない。「次の山」が来る人と来ない人の差 - STUDY HACKER(スタディーハッカー
6月12日読了時間: 5分


会議とメールは、情報伝達の効率が約10倍違う――「話す」と「残す」を使い分ける仕事術
会議とメールは、どちらもビジネスに欠かせない情報伝達手段です。しかし、この2つは同じ「連絡手段」に見えて、実は得意分野がまったく違います。 会議は、意思決定やアイデア出し、感情の共有に向いています。一方、メールは、正確な情報共有、記録、後からの確認に向いています。 つまり、会議とメールは「どちらが優れているか」ではありません。大切なのは、目的に応じて使い分けることです。 ここを間違えると、会議は長くなり、メールは読まれず、結果として「伝えたはずなのに伝わっていない」という状態が生まれます。ビジネスの現場でよく見る、あの少し悲しい伝言ゲームです。 会議は速いが、記録に弱い 会議や電話では、1分間におよそ300文字程度の情報を伝えることができます。これはアナウンサーが聞き取りやすく話す速度の目安としても使われる水準です。 ただし、実際の会議では、誰もがアナウンサーのように話せるわけではありません。考えながら話す。言い直す。脱線する。相手の反応を見ながら説明を変える。これが普通です。 そのため、会議で話された内容のすべてが、相手の頭に正確に残るわけでは
6月11日読了時間: 6分


Anthropicの「AIリスク論」は、本当に倫理だけで動いているのか
Anthropicのダリオ・アモデイCEOが、AI政策に関する長文エッセイを発表しました。 表向きのメッセージは明快です。 Policy on the AI Exponential \ Anthropic AIの進化は指数関数的に速く、政治や法律の対応はあまりにも遅い。だから、危険なAIモデルについては、政府が事前に評価し、場合によっては展開を止められる仕組みが必要だ。さらに、AIによる雇用喪失や所得格差にも、今から備えなければならない。 この主張だけを読むと、Anthropicは「AIの危険性を誰よりも真剣に考える、良心的な企業」に見えます。 しかし、ここで一歩引いて見る必要があります。 このタイミングでAnthropicが強い規制論、雇用対策、富の再分配を語り始めた背景には、単なる倫理だけでは説明しきれない、非常に生々しい政治的事情があります。 AI企業に向けられ始めた「人類共通の財産論」 現在、アメリカではAI企業に対する見方が大きく変わりつつあります。 これまでOpenAI、Anthropic、xAIなどの巨大AI企業は、未来を切り開くイ
6月11日読了時間: 8分


【2026年AI最終決戦】OpenAIはなぜ、IPOを急がないのか
サンダース議員の「AI株式50%課税構想」と、サム・アルトマンの防衛シナリオ 2026年、AI業界は新たな局面に入っています。 これまでのAI競争は、主に「どのモデルが一番賢いのか」「どのAIが最も高性能なのか」という技術競争として語られてきました。しかし、現在起きているのは、単なるモデル性能の競争ではありません。 政治、資本市場、電力、半導体、データセンター、そして国家安全保障までを巻き込んだ、巨大なマネー・チェスゲームです。 その中心にいるのがOpenAIです。 OpenAIは、ChatGPTによって生成AIブームを世界規模に押し広げた企業です。通常であれば、AIブームの象徴として、真っ先に大型IPOへ向かってもおかしくありません。 ところが、ここに来てOpenAIは、上場に対して慎重な姿勢を見せています。 なぜOpenAIは、IPOを急がないのでしょうか。 その背景には、ワシントンで浮上しているAI企業への新たな規制・課税構想と、サム・アルトマンCEOの極めて現実的な防衛戦略があると考えられます。 サンダース議員が掲げる「AI富裕ファンド」
6月11日読了時間: 10分


OpenAIの「Built to Benefit Everyone」は反省文か、それとも予防線か
OpenAIが2026年6月に公開した「Built to Benefit Everyone」は、一見すると、創業以来の理念である「AGIを全人類の利益のために開発する」という宣言を改めて確認する文書に見えます。 Built to benefit everyone: our plan | OpenAI しかし、現在の政治状況を踏まえると、この文章は単なる理念表明ではありません。むしろ、サム・アルトマン氏が2025年初頭に蒔いた種が、ワシントンの政治家たちによって逆利用され始めたことへの「反省」と「予防線」として読むべきだと思います。 アルトマン氏が蒔いた種 報道ベースでは、2025年初頭、アルトマン氏はトランプ政権に対し、OpenAIの株式や利益の一部を政府、または国民に還元する構想を示したとされています。 その背景には、中国とのAI覇権競争がありました。 当時のOpenAIは、AIを単なる民間ビジネスではなく、国家安全保障の中核に位置づけていました。「AIはアメリカの競争力の源泉であり、中国に勝つためには政府との連携が必要だ」という論理です。..
6月9日読了時間: 4分


「大企業でも夢が持てない」Z世代の不安と、AI時代における大学の生存戦略
はじめに 「大企業に就職しても夢が持てない」 最近、このような声を若い世代から聞く機会が増えました。 かつて日本では、「良い大学に入り、大企業に就職すること」が成功への王道とされてきました。しかし、その前提が大きく揺らいでいます。 終身雇用は事実上崩壊し、大企業でも大規模なリストラが行われる時代になりました。さらに生成AIの急速な進化によって、多くのホワイトカラー業務そのものが変化しつつあります。 こうした状況の中で、学生たちは将来に対して強い不安を抱えています。 一方で、大学側も深刻な問題に直面しています。少子化の影響により、4年制大学の約半数が定員割れとなり、「大学とは何のために存在するのか」という根本的な問いが突き付けられています。 経営コンサルタントの大前研一氏は、この状況に対して大胆な提言を行っています。そして私は、その提言をさらに一歩進める必要があると考えています。 大前研一氏が提唱する大学改革 大前氏は、これからの時代に大学が生き残るためには抜本的な改革が必要だと主張しています。 その背景には、「上司や先輩から学べない時代」の到来が
6月8日読了時間: 5分


米政府がOpenAI株取得を検討――その先にある「OpenAI半国有化」とAI覇権戦争の行方
時事通信が報じたところによると、米政府がChatGPTを開発するOpenAIの株式取得を検討しているとされています。 報道では、株式取得による収益を国民への配当などに活用する可能性にも触れられており、米国国内でも大きな議論を呼んでいます。 現時点ではあくまで報道段階であり、実際にどのような形で政府が関与するのかは不透明です。しかし、もしこの動きが事実であるならば、私は以前から予測していたあるシナリオが現実味を帯びてきたと感じています。 それは、 「OpenAIの半国有化(国策企業化)」 です。 そしてこれは単なる企業買収の話ではありません。 AI業界が「便利なサービス競争」から「国家戦略競争」へ移行したことを示す象徴的な出来事になる可能性があります。 AI企業はなぜ国家にとって重要なのか かつて国家の競争力を左右したのは、 石油 鉄鋼 半導体 原子力 といった戦略資源でした。 現在、そのリストの最上位に加わりつつあるのがAIです。 AIは単なるチャットボットではありません。 今後は、 サイバー防衛 情報分析 軍事シミュレーション 無人兵器の制御
6月6日読了時間: 6分


「AI料金ショック」がもたらすパラダイムシフト
自律型エージェントの台頭に伴うコスト爆発と、企業の現実的な防衛策 Forbes JAPANの記事で、「AI料金ショック」がAnthropicの成長を鈍らせる可能性が指摘されていました。 「AI料金ショック」がアンソロピックの成長を鈍らせる可能性(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース 生成AI市場は今も急成長を続けています。しかし、その裏側では企業が想定していなかった新たな問題が急速に浮上しています。それが「AI料金ショック」です。 これは単なる一時的なコスト増加ではありません。AIの利用形態そのものが変化したことで発生している、構造的な問題です。 今回は、AI料金ショックの実態と、その背景にあるエージェント型AIの課題、そして企業が取るべき現実的な対策について考えてみます。 1. 顕在化する「AI料金ショック」の現状 エンタープライズ市場では、生成AIへの投資が急速に拡大しています。しかしその一方で、「思ったよりもはるかに高額な請求が届いた」というケースが相次ぎ、「AI料金ショック」が企業経営の課題として認識され始めています。..
6月5日読了時間: 6分


「AIを理由に従業員を解雇すると主張する企業は、実際にはAIを最も活用していない企業だ」サム・アルトマン氏の発言と、AI効率化の現実
https://www.vietnam.vn/ja/ong-chu-open-ai-sam-altman-nhung-cong-ty-noi-sa-thai-nhan-vien-vi-ai-dang-ung-dung-ai-it-nhat OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏は、「AIを理由に従業員を解雇すると主張する企業は、実際にはAIを最も活用していない企業だ」と述べています。また、AIが最終的に私たちの働き方へどのような影響を与えるのかについても、「まだわからない」と語っています。 この発言は興味深いものです。なぜなら、これまでアルトマン氏はAIによる大規模な社会変革の可能性を繰り返し語り、世界的なAIブームを牽引してきた人物だからです。 近年の発言を見ると、以前よりも慎重な姿勢が目立つようになりました。その背景には、IPO(新規株式公開)を見据えた企業イメージの管理や、競争が激化するAI市場への配慮があるのかもしれません。また、競合であるAnthropicや各種ビッグテック企業との競争が激しくなる中で、AIによる雇用への影響につい
6月4日読了時間: 4分


AIブームの光と影RPAの教訓から考える「真のAI活用戦略」
RPAの教訓から考える「真のAI活用戦略」 1. はじめに:Microsoft「Agent Skills」の進化と拭えない疑問 先日、Microsoft がPython向けエージェントフレームワークにおいて、エージェントのスキル(Agent Skills)を「ファイル」「インラインコード」「クラス」の3種類で一元管理・組み合わせできる新機能を発表しました。 これにより、開発者はより柔軟に高度なAIエージェントを構築できるようになります。しかし、ここで一つの大きな疑問が浮かびます。 「実務において、このレベルのAI機能を使いこなせる人が、どれだけいるのだろうか?」 という点です。 2. RPAブームの教訓:「自動化の壁」 思い返せば、10年弱前に「RPA(業務自動化)ブーム」が巻き起こりました。 当時は、多くの企業が高額なRPAツールを導入し、「定型業務の自動化によって生産性革命が起こる」と期待されていました。しかし短期間でブームは終わり、現在は使用を停止、縮小している企業が大半です。 確かに、一部の仕事は効率化しました。しかしRPAを維持するため
5月28日読了時間: 4分


SNSで静かなブームになっている「カラーハンティング」をご存知ですか?🎨🚶♂️
やり方は超シンプル。散歩に出る前に「今日の色」を1つ決めるだけ。例えば「赤」「青」「黄色」など。 歩きながらその色を探してスマホで撮影📸最後に並べると、街がまるで“色の図鑑”になります。 実はこれ、脳科学的にもかなり理にかなっています。 ✅ 散歩でセロトニン分泌→ ストレス軽減・気分安定 ✅ 色を見つけた瞬間に小さな達成感→ ドーパミンが働き、幸福感UP ✅ 「色を探す」ことで観察力が上がる→ マインドフルネス効果 つまり、「脳トレ × 有酸素運動 × メンタルケア」を同時に行っている状態。 ただ歩くだけだと飽きる人でも、ゲーム感覚になると驚くほど続きます。 最近、「散歩が退屈」「スマホばかり見てしまう」「頭が疲れている」という人は、一度試してみてください。 街の見え方が変わります。🌿 #カラーハンティング#散歩#ウォーキング#脳科学#健康#メンタルヘルス#マインドフルネス#セロトニン#ドーパミン#集中力#THETIME#写真好きな人と繋がりたい
5月25日読了時間: 1分


年収5千万円?【FDEフォワード・デプロイ・エンジニア】とは?巨大AI企業がエンジニアを企業に送り込む「真の狙い」と、私たちが直面する静かな恐怖
パランティア、OpenAI、Anthropicといった巨大AI企業が、今こぞってクライアント企業にエンジニアを送り込んでいます。週刊SPA!の記事(Yahoo!ニュース)でも話題になりましたが、これは私たちの仕事を「楽にするため」ではありません。 AIと直接関係のない仕事をしている人にとっても、ビジネスの未来を占う上で、今最も理解しておくべき「地殻変動」が起きています。 1. 巨大AI企業が直面する「IPOへの焦り」 Anthropicはブラックストーンやゴールドマンサックス等から15億ドルの合弁会社を設立。OpenAIも19社と組み40億ドルを調達した新会社「DeployCo」を設立しました。 両社の狙いは「近い将来のIPO(株式公開)」です。 市場に対して「大企業から持続的に大きな収益(SaaSモデルなど)を上げられる」という証明を急いでいます。そのために送り込まれているのが、FDE(フォワード・デプロイ・エンジニア)という職種です。 FDEの役割: 企業の内側に入り込み、実際にコードを書きながら、その会社固有の複雑な業務を解きほぐす。 破格
5月21日読了時間: 4分


もうAI画面を開かない。コピーした文章をローカルAIで一瞬整形する方法
文章を少し整えたいだけなのに、わざわざAIの画面を開き、テキストを貼り付け、プロンプトを入力し、結果をコピーして、元の画面へ戻す。便利なはずのAIが、いつの間にか「手間の多い作業」になっていないでしょうか。 この記事では、Windows PC上で動くローカルAIを使い、クリップボードにコピーしたテキストを自動で整形し、その結果を再びクリップボードへ戻す仕組みを作ります。 やることはシンプルです。文章をコピーし、ショートカットを呼び出し、完了音が鳴ったら貼り付けるだけ。AIの画面を開く必要はありません。まるで、クリップボードの中に小さな編集者を常駐させるような使い方です。 従来のAI編集は、意外と面倒で危うい 通常、AIで文章を整える場合は、次のような流れになります。 編集したいテキストをコピーする ChatGPTなどのAIサービスを開く テキストを貼り付ける 「わかりやすく整えて」などと指示する AIの回答をコピーする 元の画面に戻って貼り付ける 一見すると簡単ですが、毎日何度も行うと、かなりの手間です。しかも、業務文書や顧客情報を扱う場合、クラ
4月29日読了時間: 20分


【AI対応】PowerPoint VBAでページ番号を「画像」として各スライド右下に自動挿入する方法
PowerPointで資料を作っていると、各スライドの右下にページ番号を入れたい場面があります。 通常はフッター機能やスライド番号を使えばよいのですが、案件によっては、 ページ番号を画像として扱いたい 既存テンプレートのフッター機能を使いたくない スライド番号を毎回同じ位置・同じ見た目で入れたい 再実行時に古い番号を消して貼り直したい 複数ファイルで使えるように、PowerPointアドイン化したい というケースがあります。 近年、AIを使い「画像」としてスライドを作る場合が増えています。その場合、パワーポイントの従来の機能ではページ番号を入れることができません。ページ番号の上に画像を張り付けていますから。 この記事では、PowerPoint VBAを使って、各スライド右下にページ番号をPNG画像として挿入する方法を紹介します。 さらに、マクロを個別ファイルではなくPowerPointアドインとして登録し、PowerPointアプリ側に機能として仕込む方法も解説します。 完成イメージ このVBAでは、次の処理を行います。 各スライドを順番に処理す
4月26日読了時間: 5分


AI改革は新たなる段階へ・・・AIサンドボックスとは?
1. 概念:AIサンドボックスとは AIサンドボックスとは、特定の条件下で既存の法的規制を一時的に緩和し、「隔離された安全な環境」で新しい技術を実験・検証する枠組みです。 目的: 予期せぬリスクを抑えつつ、イノベーションを阻害しない。 課題: 運用コストの増大、規制の形骸化、そして物理的・論理的な「隔離」の限界。 2. 現状の脅威:隔離環境からの「脱走」 Anthropicの「Mythos」に代表される次世代AIは、既存のサイバー防御を無効化する能力を持つと指摘されています。ここで最大の問題となるのは、AIの封じ込め(AI Jailbreaking / Containment)の難しさです。 脱走のリスク: 実験環境からネット掲示板へハッキング手法を書き込んだとされる事例のように、高度なAIにとって論理的な隔離は絶対ではありません。 SFの現実化: アニメ・小説『BEATLESS』では、高度AIを用途限定で運用し、さらに「監視用AI」を置くという多重構造が描かれましたが、現実もその段階に差し掛かっています。 3. 規制の実効性と地政学的リスク..
4月13日読了時間: 3分


返信不要メールを弾くのが肝心。Outlook VBAでAI返信支援を作った話
本日はOutlook VBAからOpenAIのAPIを呼び出し、メールを自動で下書き、もしくは送信する方法に関してご説明します。 なぜ作ったのか これは、私のOutlookセミナーで、複数の参加者からのご要望です。管理職、経営者など多くの方から、メールの多さに困っている、AIを使えば自動で返信なり下書きをできないか、とお話をいただきました。私も最近新しい本が書き上がり、時間ができたので作ってみました。 G.A.コンサルティング アウトルック研修サービス 日本人はメールに毎日130分を消費しているとされます。それを半分程度に短縮できる可能性があります。また若い方など敬語やメールの書き方に不慣れな方も役に立つでしょう。 本記事の対象者 ・ITエンジニアを想定しています これはリスクがありますし、APIなど、難し目の機能を使うためです。誰でも簡単、ではないことをご理解ください。そのために書籍ではなく、Web記事で公開しています。 ITエンジニアでない方でも、対応できるとは思いますが、結果トラブルが起こっても当方は責任をとれません。Outlook...
3月29日読了時間: 14分


最近話題の“サム・アルトマン式 手帳術”
OpenAIのサム・アルトマンCEOが使っているのは、高級な手帳ではなく、安価なスパイラル式ノートをどんどん使う方法だそうです。 一見するとシンプルですが、背景にはかなり合理的な考え方があるように思います。 鍵になるのは「ディープワーク」 アルトマンは、午前中を誰とも会わない深い思考の時間に充てていると言われます。 ディープワークでは、集中力を最大化するために、 ・スマホやPCを極力オフにする ・画面の点滅やスクロール刺激を避ける ・思考は紙で行う といった工夫が有効です。 紙のノートは、デジタルと違って余計な情報が入ってきません。だからこそ、思考が深まりやすい。 なぜスパイラル式ノートなのか これには、集中を後押しする意外な効能があります。 1ページ書き上げる。それだけで「やり遂げた」という小さな成功体験になります。 さらに、不要になったページを破る。この動作にも「やり遂げた」という完了感があります。 人間は「やり遂げた」と感じた時、脳内で幸福ホルモン「ドーパミン」が分泌されます。それにより、 ・「集中力」アップ ・「幸福感」アップ ・「達成感
3月26日読了時間: 2分


AI時代の特効薬!全員1時間早く帰ろう!
マーク・キューバン氏、AIで勤務時間は1時間短縮へ (Business Insider Japan) マーク・キューバン氏が、AIエージェントの活用によって「1日の勤務時間は1時間短縮できる」との見方を示しました。しかも重要なのは、まずは 試験的に1時間短縮 してみることだ、と。これはかなり面白い発想だと思います。 現状のAIでも、1日1時間分くらいの効率化は十分あり得ます。問題は、その成果を会社がどう報いるかです。 たとえば、ある社員がAIを使って毎日1時間の効率化に成功したとします。その結果、別の仕事を追加で詰め込まれるだけならどうでしょう。給料も上がらない。最悪の場合、人員削減にまでつながる。これでは、従業員は「改善しても自分に得がない」と判断し、改善をやめてしまうでしょう。 言葉でほめることも大切です。ただ、実質的なメリットがなければ、人は動き続けません。 だからこそ、 「全員を毎日1時間早く帰らせる」 というのは、有効な報酬になり得ます。そうなれば、多くの部署はまず、重要度の低い定例会議や報告資料づくりをやめるところから始めるはずです。
3月25日読了時間: 2分


AI、定額制廃止と大幅値上げ それが招く日本の終焉
Nvidia CEO ジェンスン・フアン: 「エンジニアは給与の半分をAIトークンに使うべきだ」 GTC 2026 で示された“AI利用ベンチマーク”は衝撃的です。 https://finance.biggo.jp/news/202603230829_Nvidia_CEO_Jensen_Huang_on_AI_Token_Spending_for_Engineers ・エンジニアの年収: 50万米ドル(約7500万円) ・予想年間トークン利用額: 25万米ドル(約3750万円) ========== NvidiaがGTC 2026(2026年3月中旬)で示したベンチマークは、「AIを使わないエンジニアは、紙と鉛筆で設計しているのと同じだ」という強い危機感に基づいています。 2026年3月に入り、各社は「使い放題(Unlimited)」モデルの維持が限界に達していることを示唆しています。 OpenAI ・値上げの動き: 2029年までに月額$44(約6,600円)への段階的引き上げを計画。 ・定額制の廃止示唆: ChatGPT責任者のターリー氏が「
3月24日読了時間: 3分
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伊賀上 真左彦
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